メバリング

フロートメバリングniおすすめ仕掛け2選

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今回は、冬から春にかけて本格化するフロートメバリングについて2種類の仕掛けを紹介します

まだフロートメバリングをやったことがない方は、本記事で仕掛けを覚えていただき、是非挑戦してみて下さい。

本記事を読んでいただくと、下記のことがわかるようになります。

  • フロートメバリングとはどのような釣りなのか。
  • Fシステムのメリット・デメリット。
  • 回転ビーズシステムのメリット・デメリット。

 

フロートメバリングってなに?

フロートメバリングとは、飛ばしウキと呼ばれるフロートリグを駆使して、広範囲をサーチし、メバルを釣っていく釣り方のことです。

主に地礒やゴロタ浜などのポイントで効果を発揮し、ジグ単では届かない範囲のメバルにアプローチしていく釣りです。

フロートメバリングってどんな釣りなのか、下の動画をご覧いただくと、お分かりいただけると思います。

 

仕掛け

ここでは、私がおすすめする2種類の仕掛けをご紹介しようと思います😊

紹介に先立ち、フロートメバリング未経験者に対して、下で説明するメインラインはPEラインを使用することを強くおすすめします。

理由として、フロートメバリングでは「飛距離」「浮力」「感度」の3点がキーワードとなるからです。

Fシステム

Fシステムとは、アジング界の超有名アングラーであるアルカジックジャパンブランドビルダーの藤原真一郎氏が考案したフロートリグです。

メインライン(PE0.3〜0.8号)とショックリーダー(フロロもしくはナイロン1.0〜3.0号)の結束部分において、ショックリーダー側の端糸(余剰分)に飛ばし浮き(フロート)を結束し、本線側端部にジグヘッド(筆者は0.3g〜1.5g)を結束します。

メリット 効果
システムが単純明快
  • 短時間でリグが完成するため、時合いを逃しにくい。
  • 荷物が少なくなりランガンが楽になる。
比較的絡みにくい
  • 糸癖が付きにくくなる
  • 手返しが良くなる
デメリット 効果
メインラインとリーダーの結束部に負荷がかかりやすく、投げ続けていると高切れしてフロートだけ夜空の彼方へ飛んで行ってしまう。
  • 短時間で結び直せるとは言え、チャンスを逃してしまう可能性が高い。特に時合い中だと泣きたくなる。
  • フロート代が高く付いてしまう(500円〜1000円/個)

Fシステムにおける、メインラインとショックリーダーの結束方法は

電車結びを選択します。

理由としては、ノットにかける時間を極力短くすることで、手返しを良くするためです。

ワンポイントアドバイス

デメリットで挙げた「メインラインとリーダーの結束部に負荷がかかりやすい」という点について、

あまり力を入れすぎず、大きな弧を描くペンデュラムキャストを心掛けることが肝要になります。

手首のスナップを効かせた鋭いキャストを続けていると、キャスト切れを起こしやすくなってくるので、キャスト時は注意を払う必要があります。

あと、私の経験上、飛ばし浮きを結束する側の先端にスナップをつけない方が糸絡みしにくいということがありますので、飛ばし浮きは直結で結束されることをおすすめします。

 

回転ビーズと極小サルカンを使ったシステム

システムの正式名称が不明であるため、単刀直入なネーミングですが、下記のような仕掛けとなります。

  1. メインライン(PE0.3〜0.8号)とショックリーダー(フロロもしくはナイロン2.0〜3.0号)をFGノットもしくはSCノットで結束する。
  2. 結束部直下でハーフヒッチによる固定玉を作り、回転ビーズを通し、回転ビーズ直下にもう一個ハーフヒッチによる固定玉を作ることで回転ビーズを固定する。
  3. 回転ビーズの本線ラインに対して水平方向の穴にショックリーダー(フロロもしくはナイロン2.0〜3.0号)を通し、片方に極小サルカンを結束し、もう片方に飛ばし浮きを結束する(結束はスナップを使わない直結びを推奨)。
  4. 本線側のショックリーダー(フロロもしくはナイロン2.0〜3.0号)に細めのショックリーダー(フロロもしくはナイロン0.8〜1.5号)を3.5ノットで結束する。
  5. 最後に、本線側端部にジグヘッド(筆者は0.3g〜1.5g)を結束する。
メリット 効果
キャスト切れがほぼ起こらない
  • 手返しが圧倒的に良く、時合いを逃さない
  • フルキャストが可能になる
  • お財布に優しい
デメリット 効果
Fシステムに比べて絡まりやすい
  • 糸癖がつきやすくなる

ワンポイントアドバイス

デメリットで挙げた絡みやすいという点について、糸癖がつくたびにリーダーの両端を握って伸ばしてやれば、ある程度糸癖は直るので安心していただきたいです。

なお、糸癖があまりにも激しくなってきたら、3.5ノットで直結した細い方のリーダーを交換することをおすすめします。

回転ビーズや極小サルカンによって感度は落ちないのか?

回転ビーズシステムはFシステムと比較して、回転ビーズや極小サルカンを付ける必要があります。

そのような緩衝物があるのに、感度は落ちないのか?

と疑問に思いますよね。

感度は全く変わりません!

そもそも70m以上先のアタリを取っていく釣りなので

回転ビーズが1個付こうが2個付こうが

全然変わりません。

 

まとめ

Fシステム

  • システムが簡単
  • 短時間で結束が可能
  • 荷物が少なくなる
  • キャスト切れしやすい

回転ビーズシステム

  • キャスト切れしにくい
  • システムが少し複雑
  • 結束に少し時間がかかる

キャスト切れしにくいというメリットが非常に大きいので、私は回転ビーズシステムをメインにフロートゲームを楽しんでいます。

 

最後に

ここまで、フロートメバリングにおける2種類の仕掛けについて紹介してきましたが、

メバリング初心者の方に私から一言、

フロートメバリングを覚えるより先にジグ単メバリングを練習すべし!!

結局言ってしまうと、フロートゲームは遠距離ジグ単です。

アクションによるリグの動きのイメージングはジグ単釣法によって養われると思います。

まず、ジグ単をある程度練習した後にフロートメバリングに挑戦してみましょう。

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